はじめに
今回は、大阪市内から1時間で行ける絶景スポット、下赤阪の棚田について紹介していきます!
下赤阪の棚田は大阪府下唯一の村、千早赤阪村にある、日本の棚田百景にも選ばれている棚田で、大阪府でありながらまるでド田舎の秘境にいるかのような美しい棚田風景が広がるこの場所は、都会の喧騒を忘れてリフレッシュするのにぴったりです!
この記事では、公共交通機関を使ったアクセス方法や、下赤坂の棚田について紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
アクセス
大阪市内の天王寺駅(大阪阿部野橋駅)から出発し、近鉄南大阪線&長野線で富田林へ向かい、大阪府4市町村コミュニティバス(旧金剛バス)を利用して向かいました。
Yahoo!マップより
大阪阿部野橋-富田林(近鉄)
近鉄の大阪阿部野橋から富田林駅までは30分ほど。
長野線直通の準急に乗車しました。
Yahoo!乗換案内より
富田林-千早赤阪村立中学校(バス)
富田林駅前のロータリーよりバスに乗車。
30分ほどで千早赤坂村立中学校前に到着します。
Yahoo!乗換案内より
このバスは、以前まで金剛自動車という会社が運営するバス路線でしたが、事業廃止により周辺市町村の自家用有償旅客運送か南海バスへの委託で運行されているようです。
そのため、交通系ICカードが利用できる車両とできない車両があります。
千早赤阪村立中学校-下赤阪の棚田(徒歩)
千早赤阪村立中学校前のバス停から下赤坂の棚田までは徒歩で20分ほど。
GoogleMapより
棚田が見えているので、道なりに沿って歩いていけば到着します。
バス乗り継ぎの選択肢も有り
ちなみに村バスを乗り継いで消防分署前まで行くと徒歩10分ほどになります。消防分署前は上記地図のPの部分です。
Yahoo!乗換案内より
※乗り継ぎしやすいダイヤになっているかは要確認
また、このバスに乗車される際は必ず乗車時に降りるバス停を伝えるようにしてください。そうしないと終点まで連れていかれます。(経験済)
歩いて棚田を見渡せるポイントへ
歩いている途中、PLの塔が見えました。富田林を感じますね。
ちなみにこの周囲にも棚田が広がっています。
そして無事、下赤阪の棚田が見渡せるポイントに到着です。
夕焼けが綺麗ですね!
ちなみに左奥に見えるのはオリックスバファローズの二軍球場、 富田林バファローズスタジアムです。
下赤阪の棚田
日本の棚田百景のひとつ
下赤阪の棚田は、農林水産省が歴史ある棚田の美しい景観の保全や観光資源としての地域活性化を目的として定めている日本の棚田百景に選ばれています。
日本の棚田百景に選ばれている棚田は、大阪府ではこの千早赤阪村の下赤阪の棚田と大阪府最北の町、能勢町の長谷の棚田の2つだけとなります。
そもそも棚田って何?
棚田は、平地の少ない山間部において、農地を確保するために斜面を段々にして作った田んぼのことです。
山間部にある千早赤阪村では、いたるところで棚田が見られるようです。
棚田は水の確保と管理がしやすい構造となっていて、上の田んぼから下の田んぼへ水を流すことで効率的に水を利用できるようになっているようです。
また、洪水時には水を貯える天然のダムの役割もあるようです。
いつが見頃?
下赤阪の棚田の会によって作成されたプレートによると、四季折々の美しい姿を見せてくれます。と記載されていますので、今回は季節ごとの景色について紹介していきます。
水を引き込んだ棚田
5月〜6月頃の梅雨に入る前の時期には、水が張られた姿が見れるようです。
この時期の夕方は、水田に夕焼けが写って綺麗に見えるらしいです!
青々とした棚田
7月〜8月頃の時期には、田植えが終わり、育ち始めて青々とした棚田が見れるようです。
今回私は、7月の上旬に訪問しました。
黄金色の稲想が波打つ棚田
9月下旬〜10月上旬頃の時期には、黄金色に実った稲が波立つ棚田が見れるようです。
ぜひこの時期にも訪れてみたいですね!
雪化粧した棚田
12月〜2月頃の雪が積もる時期には、雪化粧の棚田が見れるようです。
大阪府内でありながら、比較的標高の高い千早赤阪村では雪が降るみたいですね!
さいごに
以上で、下赤阪の棚田の紹介でした。
天王寺から往復1000円ちょっと、1時間と意外と簡単にいけるので、半日あれば気軽に訪問できると思います!
棚田自体、あまり見れるものでは無いと思うので、この夏のプランにぜひ一度訪れてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました!